メニュー

花粉症治療

日本人のおよそ4人に1人が花粉症(季節性アレルギー性鼻炎)だと言われています。
近年は、大人ばかりか子供の花粉症も目立ちます。
アレルギー性鼻炎のつらい症状は、勉強・仕事・家事の支障や精神集中不良等さまざまな場面で影響をおよぼす事がわかっています。
適切な治療をする事は生活の質の改善につながります。
アレルギー性鼻炎の症状で悩まれている方は何でもご相談下さい。

アレルギー性鼻炎とは?

アレルギー性鼻炎はアレルギーのもととなる原因物質(アレルゲン)が、鼻の粘膜を刺激する事でアレルギー反応が起こる病気です。
症状として、透明のさらっとした鼻水、鼻づまり、発作的で連発するくしゃみの3つの症状が主となります。
アレルギー性鼻炎には、アレルゲンとしてスギ花粉やヒノキ花粉など、毎年同じ季節に起こる「季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)」と、ハウスダストなどが原因となり、季節に関係なく年間通して起こる「通年性アレルギー性鼻炎」とがあります。
人によって何がアレルギー反応の原因となるかは異なり、複数のアレルゲンを持つ場合もあります。

アレルゲンの種類

季節性アレルギー性鼻炎を引き起こす花粉は一年中飛んでいます。
春のスギやヒノキ、夏のシラカンバ・イネ、秋のブタクサ・ヨモギ・カナムグラなど、地域や季節によって異なります。
通年性アレルギー性鼻炎の場合は、ハウスダスト、カビ、犬や猫といった動物の毛やそば殻など、さまざまなものがアレルゲンになり得ます。
アレルギーは遺伝的な影響もあるため、家族に何らかのアレルギーがみられる場合は、アレルギー性鼻炎にかかる可能性があります。

アレルギー性鼻炎の診断・検査

問診で鼻症状の有無やペットの飼育歴等を確認させていただき、診察で鼻の中を観察して鼻粘膜の腫れがないか等を診察します。
鼻水を採取して検査したり、血液中の抗原に対するIgE抗体を調べれば何にどの位の強さのアレルギーがあるかが分かります。

アレルギー性鼻炎の治療

アレルギー性鼻炎の治療は主に薬物治療、外科治療、免疫治療になります。

薬剤治療

花粉飛散開始とともに、または症状が少しでも現れた時点でお薬を開始することが推奨されています。
代表的なお薬は、第2世代抗ヒスタミン薬、抗ロイコトリエン薬、鼻噴霧用ステロイド薬などです。
症状の内容や強さによって、お薬を単独で使用する場合や併用する場合があります。

外科治療

外来で行うレーザー治療から、入院加療が必要な手術もあります。
アレルギー反応や過敏症が持続すると鼻の粘膜が徐々に腫れてきます。
こうなると、薬が効き難くなり慢性的な鼻づまりや鼻水が続きます。
鼻粘膜にレーザー照射をする事で、粘膜の瘢痕収縮をさせるとともに、アレルギーを感じるレセプターの数を減らし、症状を緩和させる事が目的の治療です。
スギ花粉症の場合、花粉の飛散時期の1ヶ月程度前(10月~1月)に治療を受けるのが効率的とされています

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME