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機能性結節

機能性結節とは?

甲状腺に生じた結節(コブの事です)が自律的に甲状腺ホルモンを産生する病気です。男女比はおよそ1:5〜10で、中年以降に発見される事が多いです。
コブの数が一つのものを腺腫(せんしゅ)、コブの数が複数の場合は腺腫瘍甲状腺腫(せんしゅようこうじょうせんしゅ)と呼びます。
結節が悪性であることはほとんどありません。

症状

動悸・体重減少・発汗等のバセドウ病とよく似た症状を示します。
高齢者では不整脈や食欲低下が主症状となります。

検査

首の触診や超音波検査で甲状腺の結節の有無を確認します。
確定診断には放射性ヨウ素によるシンチグラフィーを行います。

治療

動悸、多汗、体重減少などの症状を認めない場合は、治療の必要はなく、半年〜1年に1回程度の採血による甲状腺機能検査を行います。
動悸、多汗、体重減少などの症状を認める場合は、手術治療もしくは放射性ヨウ素内用療法(アイソトープ療法)が選択されます。
若年者の方で、結節のサイズが大きく、完治を望まれる際は手術治療を勧めさせていただきます。

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