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慢性扁桃炎

慢性扁桃炎とは?

扁桃の炎症を1年に何度も繰り返す状態が、慢性扁桃炎です。

原因

細菌やウイルスの感染、飲酒や喫煙の刺激が原因となって扁桃に炎症が起こります。

種類

①慢性単純性扁桃炎

成人に発症して、小児ではほとんどみられません。のどの違和感や乾燥感、微熱等の症状があります。

②習慣性扁桃炎

急性扁桃炎を年4回程度繰り返す扁桃炎です。

③扁桃病巣感染症(へんとうびょうそうかんせんしょう)

扁桃の免疫異常により、扁桃以外の別の臓器に病気が起きることがあります。

皮膚・腎臓・関節に症状が出ます。

症状

扁桃の炎症により、のどの痛み、発熱、倦怠感等が認められます。

扁桃病巣感染症では、手のひらの皮膚がむけたり、血尿、鎖骨や肋骨の痛みがあります。

治療

抗生物質や消炎薬で、扁桃の炎症を抑えます。

習慣性扁桃炎で日常生活に支障がある際や、扁桃病巣感染を認める場合は、手術治療を考慮します。

入院して全身麻酔下で両側の口蓋扁桃を摘出する手術です。約9日間程度の入院が必要な手術となります。

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